よく耳にする「ブランド牛」。その定義とは?

日本ではご馳走の定番となっている牛肉ですが、最近だとよくグルメ番組などで「ブランド牛」という言葉を耳にします。

しかしそのブランド牛というのがどういった牛のことを指すのかハッキリと分かる人は少ないはず。

また、「和牛と国産牛」の違いについても同様なことがいえますね。

そんなブランド牛や和牛、国産牛といったテーマにちなんだ情報を見ていきましょう。

■ブランド牛とは?

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ブランド牛とは簡単にいうと他の食肉用の牛よりも時間と手間をかけて育てた、その土地特産の牛のことを指します。

明確な基準はありませんが、牛の品評会や海外からの食肉の評価を元にブランド牛と名乗るところが多いようです。

代表的なところで松坂牛や神戸牛などは有名ですが、近年では「いわて短角和牛」などのご当地牛肉などがブランド牛として取り扱われたりもします。

■「日本三大和牛」と呼ばれるゆえん

日本の三大和牛というと「神戸」「松阪」についで「近江」か「米沢」、といった認識が業界でも常識ですし一般的にも認知度が高いところです。

しかし、そう呼ばれるゆえんとはどういったところなのでしょうか。

正確には日本三大和牛というのはハッキリとは決まっていません。

ただし、基本的には上記の4つのうち神戸と松坂の牛を含めたほかいずれか1つというようになっています。

これはそもそもの畜産の歴史が古く、全国に流通している度合いなどによって判断されているものになります。

近江牛と米沢牛に関しては同じくらいのタイミングで世に出回り始めましたので判断が難しいところのようですが、総じて現在では四大和牛とも呼ばれます

そして一番の要因は国内問わず、海外にまで広く出荷されてその牛肉が楽しまれているといった点が挙げられます。

■国産牛と和牛の違い

よくスーパーに行くと精肉コーナーで見かける「国産牛」や「和牛」といった表記ですが、どういった違いがあるのでしょうか。

これは「和牛」というのは指定された牛の品種を指していて、「国産牛」というのは育った場所のことを指しています。

和牛の種類は全部で4種類しかなく「黒毛和種」「褐色和種」「短角和種」「無角和種」となります。

それに対して国産牛というのはどんな品種の牛でも日本国内で3ヶ月以上飼育されたものであれば「国産牛」と表記することが出来ます。

極端な話ですが、アメリカやオーストラリアで生まれた牛を日本に輸入して3ヶ月以上飼育すれば国産牛となるわけですね。

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